First year students / 1年生たち
ケリー・ニコラス(関西地区主事)

大学時代とは、世界で自分の道を探り始めるようになる時です。多くの1年生のクリスチャン学生にとっては、自分の信仰を持ち始める時期でもあります。それまでは、両親や教会でいろいろなことを教えられてきましたが、大学生になると自分の信仰によって責任を担うことが必要になるはずです。みなさんは、学生の時に信仰生活で何か変わったことを覚えていますか。


ほとんどの一年生(一回生)はKGKに関わって半年にしかなりませんが、すでにその成長過程をみることが出来て感謝しています。多くの1年生たちは、神様と他の人に仕えることを真剣に受け止め、また、もっと聖書を読むことについてチャレンジを与えられました。夏期学校ではグループリーダーを務め、新しい学生をフォローし、的確な質問をして交わりを深めていました。これからの4年間、神様がどのように彼らのうちに働いて行かれるのかと、その可能性を考えると楽しみです。

1年生たちを見ていて思わされることがあります。学生としてKGKで過ごすこの時は、ただ彼らを学内グループや地区のリーダーとして育てることに終わらず、イエス様の忠実なしもべとして他の人をイエス様に従うよう教え訓練する弟子としての備えの時となるのです。彼らは将来の牧師または宣教師として献身する者、または信徒の一人として日本の教会を建てあげて行く者となるのです。神様が4年間の学生生活を奉仕の人生の基礎を築く為に用いて下さるようにお祈り下さい。そしてそれが‘心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6:5)’の御言葉を行う人となるのです。また、彼らが福音宣教の備えを与えられて、他の人を同じように訓練出来るように願っています。



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